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食べもの、飲みもの、着もの、履(はき)ものという言葉があります。

「みるもの」は「見るもの」。

私たちの周囲は「見えるもの」でできています。「見えるもの」は、それだけでは、まだ「みるもの」ではありません。花を見、何かを感じた時、花は「みるもの」になります。
感じが「いい感じ」なら、それは「いいみるもの」。(「いい」は「きれい」「ここちよい」「おもしろい」という以上の意味を含んでいます。)
「美術」とは「いい見るもの」 となるべく、人の作る「みるもの」のこと。
「いいみるもの」には、場所を「よいところ」 にする力があります。(「よい」は「調和している」と「合っている」「いい雰囲気だ」という以上の意味を含んでいます。)

いい「みるもの」とよい「ところ」。それらを「いい」と感じる 「わたし」が歩いたレポートです。
by niigata-eya | 2019-07-18 15:32

昨年の暮れ、華雪さんの「日暦」を手に入れた。



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それ以前から気にはなっていたのだが、どうせなら年の初めからという気分だった。

日暦のいいところは、自動的に、知らない間に、日々が過ぎていかないところだ。

暦を繰ることを忘れたら、ずっとその日にとどまっている。

矢のように時間が過ぎてゆき、デジタル時計や電波時計のように狂いなく機械的に時に流されるより、

淀んで、時に立ち止まった方がいいのではないか・・・

10月の個展のタイトルは「Stand Still」。

おまえ、本当に見てるのか? そんな自戒の意味も込めて。


*新潟絵屋で秋に個展を開催される安藤喜治さんが、ご自身のフェイスブックに書かれたもの。

 ご了解をいただいて転載しました。


日暦は茶の間に置いている。
この日付の景色が、昨年もすきだと思った。
今年の七月七日は日曜日。
いちにち家でのんびり過ごした。

寝る前にいつも日付をつぎの日にする。
また来年、七月七日。
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(I)