カテゴリ:今月の土壁( 292 )

「夏は妖」のつづきです。
隠れている存在が見えてくる展覧会でもありました。
渡邊博さんの作品は、たとえば梁や床の木目やしみなど、空間に潜んでいる絵の存在を引き出しているかのようでした。
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会期は8/10まででしたが、8/11.12に開催したナヲシテツカウさんのうつわのお直しご相談&ご注文でも、ご来店の方に「夏は妖」をご覧いただけるよう、展示をすこし改造しておたのしみいただきました。
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上・渡邊博 作品
下・片山健 作品
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上・蓮池もも「あお/あか」シリーズより

片山健さんの絵は、実は、2011年6月の個展で描かれたのものでした。
日頃はこの絵に保護の紙をあて、裏返しに戸板をはめているので見えないのです。
7年ぶりに目覚めました。

ナヲシテツカウさんのお直しでは、いろんなご相談がありました。
写真は、お直しの例。
金継ぎの場合
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ほかにも銀、錫、うるしでお直しします。
状態や仕上げ方法により、お見積もりが異なります。
接着材で応急処置してお直しが難しくなるということもあるのですね。

絵屋で愛用しているお茶碗も、この機会にお直ししていただくことにしました。
どんな姿で帰ってくるのか、仕上げの方法はお任せしました。
たのしみです!
ご相談にいらした方々から器にまつわるお話を聞かせていただいたのも、心に残りました。
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by niigata-eya | 2018-08-23 12:49 | 今月の土壁
8/2〜10
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昨年は、スペイン人画家カルメン・ラ・グリエガさんの、日本で初めての個展を新潟絵屋で開催しました。
この夏は、そのときのご縁を発端に「妖」「気配」をテーマにしたグループ展を企画しました。
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お面絵付け:高橋郁丸

今回は、お客さまの姿がきつねやねこに化けたり、
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天狗ときつねのカップルが訪ねてくれた日もありました。
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墨絵:上原木呂「チミー一族」
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写真:村井勇「エヤノヨウカイタチ」

被写体は絵屋のどこか。
たとえば、エントランスにあるこの墨跡は「タラリヒョン」です。
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ほかにもガイトウ、クチカベ、エヤメガミ、ムンクギ、アサダケ、モジモジ、ホシノコ、イソリハルコなどの作品タイトルは妖怪のお名前で、村井さんのユーモアが隠れていました。
2010年の絵屋便(月刊の案内状)で1年間表紙に連載したこのシリーズは、今回、新たに13番目の妖怪「イソリハルコ」が加わり、光沢をおさえたニュープリント版で出品されました。
つぎの写真のシャベルも、実はエヤノヨウカイタチのモデルで、お名前は「クチダケ」です。
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イソリハルコのモデルは大倉宏が被写体になっていました。
またいつかお目見えする日をどうぞおたのしみに!

左の黒いシートの絵
カルメン・ラ・グリエガ「Soft light from the lake」
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人形:松本健宏「カッパ」
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蓮池もも「あか」シリーズ

はがき大のサイズに赤い絵の具で描かれたもの。
このシリーズの最後の40点は、かおを思わせるイメージが連続的にあらわれました。
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佐佐木實
上:「イ」
下:「感」
カタカナの「イ」はひとを表すそうです。
佐佐木さんの作品は、今回の構成を考えた時に必要な要素と思われて、出品をお願いしました。
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人形:加藤啓
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「笛を吹くサチュロス」
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「赤帽子と青いベールの人」
作品は漂流物から作られています。
2012年に絵屋に漂着したトレイと一緒に飾りました。
*2018年10月中旬に、加藤さんの個展と人形劇場パフォーマンスを予定しています。
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「海の天使」
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会期中には、台湾に帰国されたとあるお客様より3冊セットの妖怪の本が届き、高橋郁丸さんの『新潟の妖怪』(考古堂)、新潟妖怪研所の冊子『妖怪文化 創刊号』『新潟島 妖怪伝説ガイド』などとともにご紹介しました。
引き続きいつでもご覧いただけますので、ご希望の方はお気軽にお声がけください。

つづく

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by niigata-eya | 2018-08-23 00:27 | 今月の土壁
8/17〜30
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6/17-30
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2000年6月16日に、新潟絵屋はオープンしました。
それから道路拡張による移転を経て、現在地に2007年の6月に再スタートして11年になります。
月3回の企画展。1のつく日(1.11.21.31日)を休み(展示作業日)とするなど、開廊以来のスタイルをこの春から転換し、月一度の企画展とオープン絵屋、デザイン部門dododoの創設など、18年目を迎えて新潟絵屋はスタート以来の大きな変革の時期を迎えました。
18周年のパーティの当日に、「伊津野雄二彫刻展」が始まります。
絵屋のこれまでと、これからを見守る女神たちのような人間像たちに、勇気づけられながら、これまでの活動を更新しつつ、継続していきたいと思います。(大倉宏)
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by niigata-eya | 2018-06-17 00:56 | 今月の土壁
6/12-15
造園家・土沼隆雄さんの、お庭の制作過程で描かれるスケッチ。
設計図だではなく手描きのスケッチを描くのは、土沼さんならではのスタイルです。
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これらは、庭のある生活の魅力が詰まった土沼さんの著書『新潟の庭 スケッチ+実例紹介』の原画でもあります。
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珍しく床にブルーシートが敷かれ、展示作業が始まりました。
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搬入されたのは、モミジ、ハクサンボクなどの植物や信楽の灯篭、太い縄、土、などなど。
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ぱちんぱちん
枝ぶりが変わっていきます。
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お庭ができました。
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ここはどこ?
という気分になります。
続報はまた。

6月14日、18時30分から、土沼隆雄さんによるギャラリートーク があります。
お気軽にご参加ください。


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by niigata-eya | 2018-06-11 23:02 | 今月の土壁
5/2-10
着物、帯、古い建具の魅力。
代々受け継がれてきた表具の技術で、着物や帯、風呂敷、手拭いなどが軸や屏風に仕立てられています。

掛け軸16点、屏風15点、はがき掛け軸多数
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 「海」「風」の書は羊歯三郎(詩人/姫路)

十二支屏風
布のコラージュがたのしく、ものを大切にする精神が感じられます。
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カウンターサイズの小さな屏風も。
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リバーシブルです。
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印刷物と着物の記事の組み合わせ。

ポストカード用のミニ掛け軸も多数。
(2500円)
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入荷したばかりの、髙橋ノリユキポストカード集「Rice is Beautiful」と組み合わせてみました。

軸は、紐が苦手でした。
準備の日に、山田冨吉商店の敏昌さんが丁寧に教えてくださったのですが、紐の仕組み、留め方、ほんとうによく考えられていて感心しました。
毎日、山田冨吉商店の方がいらしてるので、いろいろお聞きできますよ!


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by niigata-eya | 2018-05-02 22:48 | 今月の土壁
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「空」
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「雨後」
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「遠くへ」
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「たばこ缶その他」
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「空」
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「道」
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「壁」
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「灰」
4/17ギャラリートーク
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林さんを囲んでのギャラリートークでは古本や装丁、作品の解説やフランスのゴッホ村へ行かれたときのお話を聞き本や文章への熱意を感じた。
絵屋の入口にかけられた書「空と道」、林さんの作品同様いつまでも眺めていたい。

(深)

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4/2-10
Open eyaの一つ目の展覧会です。

写真の道を進んでいた北村さんでしたが、近年ペンで絵を描くようになりました。
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画廊にいる北村さんが、絵を描き始めました。
白紙がだんだん埋められていきます。
あらかじめプランがあるのではなく、描きながら絵になっていく、そういう描き方です。
絵を描くと、落ち着くそうです。
また、落ち着いているときにしか、描かないことにしているとのこと。
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この絵のつづきはまたアップしますね。

はじめは、からだに描いていたと聞きました。それから、紙に描くようになり、サイズを名刺サイズからだんだん大きくして行って、今回は73×60cmの大きな作品もあります。
その絵の前で、長く佇む方がいらっしゃいます。
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土壁の前には、北村さんの地元で撮影した八海山と真っ青な空の写真。
同居する祖父母がお家で過ごす時間が増え、気休めになればとおふたりの部屋に写真を飾るようになり、この写真を大きく引き伸ばして、トミオカホワイト美術館さん市民ギャラリーのグループ展に出品したことが、絵を発表することにもつながりました。
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2015年から絵を描き始めて、たくさんの絵があるはずなのですが、今回ご自分で選んだのは、2017.2018年に制作した中からの15点でした。
この目の厳しさは、写真(あるいは表現してきたことの経験)から養われたところもあるのでしょう。

新潟デザイン専門学校で教わったという先生方も、足を運んでくださっています。
最終日も、北村さんは絵を描いています。
(I)
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by niigata-eya | 2018-04-08 17:33 | 今月の土壁
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ギャラリートークのようす
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by niigata-eya | 2018-03-17 17:03 | 今月の土壁
はなをそえ
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by niigata-eya | 2018-03-12 17:03 | 今月の土壁