たたずむ日
昨年の暮れ、華雪さんの「日暦」を手に入れた。

日暦のいいところは、自動的に、知らない間に、日々が過ぎていかないところだ。
暦を繰ることを忘れたら、ずっとその日にとどまっている。
矢のように時間が過ぎてゆき、デジタル時計や電波時計のように狂いなく機械的に時に流されるより、
淀んで、時に立ち止まった方がいいのではないか・・・
10月の個展のタイトルは「Stand Still」。
おまえ、本当に見てるのか? そんな自戒の意味も込めて。
*新潟絵屋で秋に個展を開催される安藤喜治さんが、ご自身のフェイスブックに書かれたもの。
ご了解をいただいて転載しました。