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2018.8①つづき

「夏は妖」のつづきです。
隠れている存在が見えてくる展覧会でもありました。
渡邊博さんの作品は、たとえば梁や床の木目やしみなど、空間に潜んでいる絵の存在を引き出しているかのようでした。
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会期は8/10まででしたが、8/11.12に開催したナヲシテツカウさんのうつわのお直しご相談&ご注文でも、ご来店の方に「夏は妖」をご覧いただけるよう、展示をすこし改造しておたのしみいただきました。
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上・渡邊博 作品
下・片山健 作品
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上・蓮池もも「あお/あか」シリーズより

片山健さんの絵は、実は、2011年6月の個展で描かれたのものでした。
日頃はこの絵に保護の紙をあて、裏返しに戸板をはめているので見えないのです。
7年ぶりに目覚めました。

ナヲシテツカウさんのお直しでは、いろんなご相談がありました。
写真は、お直しの例。
金継ぎの場合
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ほかにも銀、錫、うるしでお直しします。
状態や仕上げ方法により、お見積もりが異なります。
接着材で応急処置してお直しが難しくなるということもあるのですね。

絵屋で愛用しているお茶碗も、この機会にお直ししていただくことにしました。
どんな姿で帰ってくるのか、仕上げの方法はお任せしました。
たのしみです!
ご相談にいらした方々から器にまつわるお話を聞かせていただいたのも、心に残りました。
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by niigata-eya | 2018-08-23 12:49 | 今月の土壁