



10/23に砂丘館で開催したギャラリートークでは、「写真銅版画」「ぞうきんがけ」の技法解説を交えながら、それに出会うまでのことをそれぞれに話してもらい、大倉がふたりに興味を持った根本のところに迫っていった。トークが進むにつれ、ふたりの共通点が見つかり、それがなにか鍵のようにも思われた。個展を開催するたびに、訪れた方が自分の体験を話されるという点、お互いに旅好きであること。実のところ、ふたりは展示の日が初対面で、作品もお互いに知らなかったのだ。
ピーターさんは、先に新潟をあとにした。工房は鎌倉にあるけれど、高知へと向かった。現在高知県でも展覧会をされているのだ。今日はピーターさんから毎日新聞の記事が届いた。メールには、「作品は、住宅と事務所に飾ると嬉しくなる。」とあった。
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