2016.3①小島ガラン日本画展
新潟絵屋の入口は土壁からはじまります。
土は天然素材ですが、日本画の画材もまた天然素材。
鉱石や貝などからいろを借りているのです。

入口はこんな風にはじまります。
今回は「山」。



「不二」の連作。
カウンターの左とカウンターの奥は「妙高山」。


スイスの山。

鉱物からできた日本画独特の色合い、質感が美しくて、大きな作品は額装せずに展示させていただきました。
空や雲、山裾のすがたに、山のイメージが深められています。
「これだけですか?」と言われることもあります。点数は11点と多くはありません。
あっても見なければないようなもの、見つめれば深く分け入ることができるのが、絵の魅力です。
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