今月の土壁2011.11③
(2011.11.22-30 於:新潟絵屋)
↑ 部分
盛岡出身の鈴木さんは、映画「阿賀に生きる」の上映で新潟との縁が深まった。
21日 車に作品を積み、盛岡からはるばるいらっしゃった。午後展示。夜プレ小酒宴。
22日 午後、盛岡へ。
鈴木さんの絵屋での個展は今回で3回目。
前のふたつを開催した頃、絵屋は並木町にあった。
現在は、元の建物を解体し別な土地に移築した。
2001年「絵屋ニ居リマス展」のときは、周囲にたくさん家があった。
鈴木さんと、今はもうない「マジョリカ」というレトロな喫茶店に行った。
2004年「越後一画展」は、生まれて7ヶ月のこどもをスリングに抱きかかえ見に行った。
抱っこして頬を寄せ、絵を眺めた。
ふたりで一緒に見る幸せと、絵を見つめる間ひとりになれる幸せとがあった。
周囲は家が減り、絵屋は広々した空き地にぽつんと立つようになっていった。
(I)