大寒
それが、今日で最後。
立春から使い始めたこのカレンダーは、大寒をしめくくる2月3日で一年を終わりとする。
七十二番目は「鶏始乳」(にわとり、とやにつく)であった。
■解説ヨリ■
鶏が卵を産み始める。生命の再生と循環を予感させる言葉。


終わりのページはふいに訪れた。
一年をしめくくる今日、出がけに家の仏間を撮った。
*柱のパネル:松本健宏(染色)
広い所に注ぐ水に惹かれた。
人の気配がすきだった。
2年ほど、この柱に掛けてある。

終わりと始まりの節目、深呼吸のような一日であった。
明日から同じ場所に新しい「二十四節気七十二候カレンダー」を掛ける。
(I)