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中島尚子個展 宝日誌3.22-30
今回は、外山文彦(アトリエzen)さんと、西海由利(art Truth)さんの企画。

たからもの。
宝物はなんですか。
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土壁には、鉛筆画を。
写実のメロンパン、豆大福、栗、うさぎ饅頭、ジャムサンドビスケット、鈴カステラ、落ち葉。
モチーフに作家の目を感じます。
■鉛筆画¥10,000〜
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入口では木口木版のシュレーゲルアオガエル(軸装/荒井瑠利 ¥32,400)、
羊、チョココロネがお客様をお迎え。
チョココロネはミルクチョコレート色でおいしそう。
木口木版は、「たからものカルタ」(シート¥10,000)や「S邸庭之図」(¥8,000〜)シリーズなど。
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五十音の宝物。たとえば、、、
【あ】あじさい【か】がらすぺん【さ】ざらめせんべい【た】だりあ【な】なつつばき
【は】はまち【ま】まっち【や】やえざくら【ら】らむね【わ】わん
壁はいろとりどり。
カルタをしたらたのしそう。
何気ないモチーフが細密な描写で描かれています。
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マレーグマやオタリア、マゼランペンギン、雪だるまシリーズの小品も。

動物園や水族館がすきだという中島さん。
マリンピア日本海で生き物たちを取材した模様。
(I)
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by niigata-eya | 2015-03-27 13:52 | 今月の土壁
はるまちの最終日、のこすところあと1時間。
展覧会の最終日はいつもさびしいものだ。
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▲森敬子「無題」 
これが素描で、4人で構成された1点の絵が、2人ずつの2作品になった。
もうひとつは「おはよう」
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左・森敬子「ボールなげしないか」 右・西巻茅子「窓」
グループ展では絵のお隣関係づくりが面白い。
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▲右 長尾玲子「だんご」
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▲左→右 西巻茅子「窓」 菅野くに子「花香る」 渡辺リリコ「トウ菜の頃」 
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▲野中春花「sentence」
はるまちでの出品作品中、写真は1点だった。
「sentence」は不思議と障子戸との相性がよかった。梅の背景には路地。
絵とともに写真を見てみて、自分の目を疑った。
見慣れた景色が写し取られていても、こんなにもいろんな色が見えているとは。

もうすぐ春。
作品たちの合宿が終ろうとしている。
24点にどんな交流があったのだろう。
(I)
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by niigata-eya | 2015-03-20 16:21 | 今月の土壁
3/12-20
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土壁 
左・浅野紋子「遊ぶ華」 
(2015年 油彩/キャンバス 4万円)
右・菅野くに子「リズム」
(2014年 ミクストメディア・和紙 5万円 )
入口 
井田英夫「サンセベリア」
(2009年 オイルパステル/ダンボール 4万円)
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いまきみち「つくしがニョキニョキ」(糸・布 1.5万円)
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右〜左へ
森敬子「おはよう」
(2014年 油彩/キャンバス 8万円)
長尾玲子「だんご」
(2015年 糸/布 2.7万円 顔を近づけて感動!)
西野一男「赤まんま」
(2013年 木版画 1.2万円)
渡辺リリコ「トウ菜の頃」 
(2015年 クレヨン/紙 2万円)
菅野くに子「明るい日射し」
(2015年 ミクストメディア・和紙 4.5万円 )
西野一男「遠野曲り家」
(2009年 木版画 1.2万円)
西村繁男「タコ吉タコあげ」
(水彩・インク 2万円)
浅野紋子「春の宵」
(2015年 顔料・メディウム/白亜地パネル 3.5万円)
渡辺リリコ「みもざをあなたに」
(2015年 クレヨン/紙 1.5万円)
西野一男「桐の花」
(2006年 木版画 1.6万円)
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▲渡辺リリコ
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▲左〜右へ
森敬子「ボールなげしないか」
(2014年 油彩/キャンバス 7万円)
西巻茅子「窓」
(2014年 油彩/キャンバス 8万円)
野中春花「sentence」
(2015年 写真 8,800円)
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▲左〜右へ
井田英夫「Sさん」
(2012年 木炭・コンテ/チラシ 2万円)
西巻茅子「窓」
(2014年 油彩/キャンバス 8万円)
菅野くに子「花香る」
(2015年 ミクストメディア・和紙 5万円 )
渡辺リリコ「トウ菜の頃」
(2015年 クレヨン/紙 1.8万円)
いまきみち「カエルの合唱」
(糸・布 1.5万円)
西村繁男「タコ吉タコあげ」
(水彩・インク 2万円)
森敬子「ボールなげしないか」
(2014年 油彩/キャンバス 7万円)
*やまねのいるモビールは平野照子・作。やまのやまねは今頃どうしているでしょうか。
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▲左・いまきみち「カエルの合唱」
 右・西村繁男「タコ吉タコあげ1」
タコ吉タコあげたのしそう。
2日目閉店新潟雨。

いろんな春が集まりました。はるまちの第一報まで。
(I)

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by niigata-eya | 2015-03-13 19:11 | 今月の土壁
砂丘館で写真展を開催中の有元伸也さんのトークで、
印象に残ったことがあった。

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有元さんは学生時代、日本各地を訪れ、風景、ポートレートを撮った。
動機を聞いた。日本に生まれて、日本をよく知らないという気持ちがあったとのこと。
有元さんより14歳年上の私にも、そういえば、同じような気持ちがあった。
10代に奈良に仏像詣でをしたのも、20代で生まれた新潟を旅したのも、元をただせば、その気持ちからだった気がする。

大阪の写真学校を出て、有元さんはインドに行く。そこで出会ったチベット人の表情に魅了されたのが、写真集『西藏(チベット)より肖像』の出発点になった。イエスとノーが明快なアーリア系の人とは違う、微妙な「はにかみ」を浮かべる人間にふしぎな近さを感じたという。
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和室に展示された写真のチベットの人々を見ていて、この人たちには、自分の国を知らないという感情はないだろうと感じた。
自分のいる、いま、ここが、自分の国、世界だと、威厳と気品を漂わせる、それらの美しい顔々が語っている。

写真集は評判を呼び、受賞もした。
けれども、有元さんは、その後10年チベットに足を踏み入れなかった。
かわりに東京に行き、住んだ。新宿の街を毎日毎日歩きに、歩いて、カメラを向けるべき人を探した。まるで狩人のように。人であふれる街を半月歩いても、一人も出会えない時もあったという。

蔵ではその新宿と、東京都の山奥(?)である奥多摩で撮影された2000年以後の写真(主にポートレート)を展示している。
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彼らとチベットの人々には、違いと、共通点がある。

ariphoto(有元の写真)の新宿人たちは、チベット人の知らない不安を、大都市の、チベットとは質の違う危険をひそませた町の牙を知っている。そのような不安に包囲され、脅かされながらも、彼らもやはり写真のなかでいま、ここに、自分の国に、場所にいる。

そこが同じだ。

自分がいるいま、ここがどこなのか知らないという感覚の病から、確実に離れた場所に、生きている。
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人が人であることの尊厳とはなにか。それはどこから生まれるのか。
考えさせられる。                                   
(O)

有元伸也写真展
ariphoto in niigata 2015
2015年2月17日-3月22日  砂丘館ギャラリー(藏)+一階全室


 
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by niigata-eya | 2015-03-08 21:14 | 砂丘館
3/2-10
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右・「cowpea」¥30,000
左・ひと「木立を揺らす」¥20,000 「タネ」¥2,000〜
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▲「opium poppy」(ケシの実)¥65,000
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▲左「集いの刻」/ 右「磁石のさすほうへ」¥30,000
 奥「眠れる森」¥50,000
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▲右・モビール ¥10,000〜14,000
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▲「睡蓮の咲く朝」¥20,000
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▲「その日まで」¥40,000
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いろんな種とひと。
あたためていたものと、あたらしいもの。

スケッチがわりに言葉を綴り、迷うとノートを見返す。
その言葉と作品写真で構成した本を、会場で紹介しています。
(I)
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by niigata-eya | 2015-03-06 13:13 | 今月の土壁
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2015年の表紙絵は、井田英夫さんの素描を連載しています。
その原画を、スタッフルームに掛けてみました。
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現在、井田さんは広島県呉市で個展を開催中。
2/28〜3/8 会場:天仁庵
古民家の2階を会場にしているそうです。

絵屋便の表紙絵は、12月までさらにもう9点が登場します。
これから4月号の編集に取りかかります。
その表紙用の絵が、個展前、遠く西日本を旅する井田さんから届きました。
3点が入っていました。
旅はもうしばらく続くようです。
(I)
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