<   2013年 08月 ( 5 )   > この月の画像一覧

・8/17〜30
e0138627_17212262.jpg

e0138627_17244596.jpg

e0138627_17251667.jpg

e0138627_17274436.jpg

8/25・・・17時〜作家トークありー友長勇介×石井仁志ー
無料・直接会場へ
[PR]
by niigata-eya | 2013-08-23 17:31 | 今月の土壁
あなたを表す動物はなんだろう

華雪さんのワークショップを開催しました。
↓参加者たちの動物
e0138627_17122127.jpg

[PR]
by niigata-eya | 2013-08-23 17:17 | 今月の土壁
夜だけの展覧会でした。
3日間3時間ずつ、全9時間。
e0138627_16392079.jpg

水彩画・信田俊郎 書・佐佐木實 照明・山谷秀昭 
協力:Nob Craft Homenade Furniture
e0138627_16401872.jpg

e0138627_1793947.jpg

e0138627_1645755.jpg

e0138627_1658283.jpg

朝エヤも見たいという声が聞こえてきました。
(I)
[PR]
by niigata-eya | 2013-08-23 17:10 | 今月の土壁
3.高見晴恵「はじまり」(蔵ギャラリー1F)

同じく来日し、作品制作を手掛けてくださった高見さんは京都のご出身ですが、スウェーデン在住20年ということで、日本とスウェーデンを行き来しながら活躍されています。

e0138627_18325923.jpg

スウェーデンを代表する作家アストリッド・リンドグレーンの生まれた町に住んでいるという高見さん。
生まれ育った京都の繁華街から、街灯もほとんどない、人より牛の数が多いというスウェーデンの小さな田舎町に移り住んで、それまでは知らずにいた夜の闇や月明かりに触れ、うつりゆくこと、変わっていくことをよしとする日本の文化にも気づかされたと言います。
今回の高見さんの作品は、照明はいっさい使わず、窓からわずかに差し込む陽の光だけでの展示となっています。
時間帯によって変わる光、そして際立つ闇。夜にかけてどんどん見えなくなっていく形、色。
床に敷き詰められたのは工業製品の青い布を、一筋一筋、高見さんがはさみを使ってすべて手作業で切った裂の束。
差し込む光の加減によって、その束は固くも柔らかいようにも、池や湖のゆらめきのようにも、干し草のようにも見えます。
青い作品のまわりには腰かけて座ることができます。
真っ暗になった中で、そこに佇んでいると、今いる場所や時間がゆらめいて、ちょっと不思議な心地になります。
作品をはさんで向かい合うと、まるで対岸に人がいるようで、顔の見えないぼやけた人の姿との距離が、伸び縮みします。
きっと、自然の中で夜や夏や、音や匂いを感じているときとあまり変わらないような感じで。

布の色「青」と「はじまり」についても実は意味があります。このお話を聴きたい方は、どうぞ係りにおたずねください。
(写真:高見晴恵)


4.キャスティ・ラグフェルト・ストランベリ「器」(蔵ギャラリー2F)

コログラフィーという技法の版画で大きな植物の絵をタペストリー状にした作品を出品してくださったキャスティさん。
ゲスト作家のため来日せず、スウェーデンから送っていただいた作品を当館スタッフが蔵の天井からつるしました。

e0138627_18344324.jpg

ランダムに宙に浮いたそれらは、O氏いわく“like in the mythic forest of another planet”とのこと。
和紙のような紙に印刷された繊細な植物の色彩とシェイプは蔵との相性もよく、とてもうつくしい空間になっています。

以上、4作品をご紹介しましたが、他館の展示作品にはちょっと驚くようなものも。
日本の精神文化や自然への高い親和性を理解しながら、けれどそうではない、自分たち西欧の思考や価値観を示した作品なのだ(「nature自然」というものの解釈ももちろん違う)、という話を作家から聞いたとき、「わたし=日本人」であることの決定的な有限性を感じました。
わたしがわたしの目で見て感じ考えているものは、わたしが日本人であるからこそのもの。

伝統的日本家屋や建造物でのスウェーデンのアート。
そんなスウェーデンや西欧(大陸)と島国日本との似ているところ・違うところ、近さや遠さも発見できる内容になっています。
展覧会は8月25日まで。スタンプラリーも実施していますので、パンフレット片手にぜひ、西大畑・旭町の歴史的建造物とスウェーデンアートめぐりを、お楽しみください。

Wave from Sweden スウェーデン現代美術家展ARTMINERS
7/25(土)〜8/25(日) 休館日:月曜ほか
観覧無料(一部有料館あり)

8/24(土) 堀川久子 公演あり
12時〜砂丘館 15時30分〜新潟大学あさひまち展示館(予定)
※詳細近日、お知らせします。

リンクhttp://www.sakyukan.jp/gallery.html
[PR]

●スウェーデンからの波

西大畑・旭町界隈にある砂丘館・安吾風の館・旧斎藤家別邸・北方文化博物館分館・新潟大学あさひまち展示館の5施設で、スウェーデンの現代美術作家10組による展覧会が開かれています。
5館が連携して一つの展覧会を開催するというはじめての試みで、それぞれ魅力ある5つの歴史的建造物とスウェーデンのアートを、街歩きをしながら楽しめる企画になっています。


砂丘館では控室・奥座敷・蔵(ギャラリー)・庭の4か所を会場に4作家の作品を展示。
なかなかにコンセプチュアルで、解説がないとちょっとわからない、、という方もいると思いますので、今回は作品紹介を。

1.ヘレーナ・ヒルドゥールW「色」(控室)

5枚一組の作品と、2枚組+1点の作品を和室の床の間に展示しています。
今回来日されなかったヘレーナさんは、メールと写真のやり取りで、今回の展示方法を指示してくれました。
左手の5枚組の作品はグリーンの色彩が5段階で描かれ、右手の3枚は銀、グレイ、黒の3色の調和を表しています。
そして、下に置かれた笛は、見学に来ていただいた方が自由に吹けるようになっています。

e0138627_1820897.jpg


—色は、匂いや音楽によく似て、限りなく知覚可能で、時空を超えて感覚に訴えるもの—(パンフレットより)
その微妙な、繊細な、うつろいや混じり合いをヘレーナさんの絵は表現しているようです。
作品の中には金箔なども使われていて、遠いスウェーデンで描かれた絵なのに、不思議とこの部屋にしっくりとなじむ、
日本人の感覚にも寄りそうような心地を覚えました。



2.アンデシュ・ロンルンド(奥座敷・庭)

今回、来日して滞在制作を行ってくれたアンデシュさん。庭では、新潟大学の学生ボランティアの皆さんとともに制作した作品「ダンス」を、そして奥座敷では映像作品「亡き父は私にネクタイの結び方を教えてくれる」を展示しています。

e0138627_1823740.jpg


いずれも今回の展示のテーマはアンデシュさんのご両親がモデル。
「ダンス」をしているご両親の写真がありますが、これには実はとても重要で素敵なエピソードが隠されていて、トークイベントの際に、そのことをアンデシュさんがお話してくれました。
映っているご両親は今はもう亡くなっています。
映されたときは、お父様は80歳くらいで病床にあり、一日のほとんどを寝て過ごしていたそうです。
そんなとき、付き添われていたお母様が突然、お父様に「あなた、ダンスを踊りましょうよ」と言ったそうなのです。
そうして踊られたラストダンスをその場に居合わせたアンデシュさんが映像に収め、それをもとに写真に起こし、そのステップをコマ送りに粘土の上に型取りしたものが、この「ダンス」の作品の原型になっています。

約1年後、お父様は亡くなられ、しばらくしてお母様も亡くなってしまったのだそうです。
屋外に置かれたこの粘土のベンチは、風雨にさらされ、陽に照り付けられ、粘土は崩れ、ひび割れ、その「ステップ」の跡も次第に薄れ、消されてゆきます。
—同じままであるものは、何一つなく、自然の変化は私ではどうすることもできないこと—

「お葬式の席で、自分が一番の最年長であることに気づき、その中で自分が何をしていかなければならないかを考えさせられた」というアンデシュさんの、そんな思いが込められています。

(続く)
[PR]