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山梨に日帰りで出張に出かけた。
目的は2つ。
フィリア美術館「榎本栄子展」を見ることと、渡辺隆次さんのアトリエを訪ねること。
秋に渡辺隆次さんの展覧会を、角田の妙光寺さんと新潟絵屋と2会場で開催する。
準備が忙しくなってきた。作者はもっと忙しい。
渡辺さんは秋にエッセイが出版されるそうだ。
そして、以前から交流のあるフィリア美術館さんのSさんからお誘いを受け、いい企画展を見ることができた。
榎本さんとお話しでき、すばらしい時間だった。

写真は、フィリア美術館の一角で。
宇梶静江さんの作品がとてもすてきに置かれていた。
(I)
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6.22-30
油絵6点と素描21点
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「ハワイにて」鉛筆/紙 1971年1月31日

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素描は、紙の前にいた峰村さんが近い感じがする。
信濃川、ハワイ、セントラルパーク、メトロポリタン美術館、レストランにいた峰村さん、裸婦の前にいた峰村さん。
スケッチブックから離れ、初めて額に入った画たち。
峰村さんの時代が線に現れているのが面白い。
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砂丘館でも新潟絵屋でも、峰村さんの絵を見ているとほぐれるのはなぜだろう。
(I)
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by niigata-eya | 2013-06-26 18:51 | 今月の土壁
6.12-20
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蓮池ももさんの絵を、最初の個展の前に見た時、7年後にその人が、このような絵を描くことになろうとは、もちろん想像しなかった。けれど一見分かりやすい絵の底に、分かりにくい…というか、言葉では説明しにくい不思議な響きがあった。そのかすかな響き、あるいは遠い声に、呼ばれて、この人は絵を描きだした。

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何かに呼ばれて、歩き出すように、<描く>ことが始まる。
今回のシリーズも。
去年の夏から個展の直前まで、彼女が歩いた軌跡は、もう分かりやすい外観はもたないけれど、<描く>形は変わっていない。変わったことよりも、変わらないことに、とても、うたれる。

(O)
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by niigata-eya | 2013-06-13 22:27 | 今月の土壁
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ときどき、自分がわからなくなる。
ひとと話すとき、仕事でたくさんのひとと会うとき、はじめての知らない場所に行くとき、ひとりでぼんやりするとき。

どれもが自分のようでいて、でもどれもが自分ではないような気もして、気にしたくないのに、なんだかちょっとしたことが気になって、ときどき、もやもやと思い悩む。

もやもやもやもや…うじうじうじうじ…悩んで悩んで…もやもやもやもや…がつづくと、いい加減自分でも嫌になって(というか、そんな自分に飽きて)、
「開き直り」がやってくる。
峰村さんの裸婦の絵は、そんな「開き直り」の感覚がする。

のびのび・ひらきなおり・とらわれなくして・ありのまま。

絵にでてくる女のひとたちは、よくあるヌードのようにスタイルがいいとは決して言えないのだが、たわわな胸やたわんだお腹、でっぷりしたおしりをこちらに向けて、寝転んでいたりする。その姿は、みんなどこか自分のからだに自信があるような堂々とした趣で、おかしい。

のびのびしたひとの姿は、うつくしく、あいらしく、峰村さんの、ひとを見る肯定感にあふれている。
丸裸なのはきっと、こころもそうなんだろう。
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きょうの新潟はもう夏の陽気のとてもいい天気で、となりの学校の開け放された窓からは、音楽の時間の生徒たちの大きな(そしてかなり音の外れた・・)歌い声(「風が吹いている」byいきものがかり)が聞こえてる。
(小)
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人の裸(ありのまま)を描くことはとらわれない自由を呼吸すること
峰村リツ子展
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2013年5月30日(木)〜6月30日(日) 
9時〜21時 月曜休館 観覧無料
砂丘館

ギャラリートーク
★本展の出品作を所蔵している荒木いづみさんをお迎えし、
生前の峰村リツ子さんについて、晩年まで続けられたその制作についてなど、お話を伺います。
6月22日(土) 15時〜16時30分
お話:荒木いづみ(峰村リツ子四女)、聞き手:大倉宏(砂丘館館長)
参加料:500円(予約不要、直接会場へ)
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by niigata-eya | 2013-06-12 17:25 | 砂丘館
6.2〜10
ふくろうが20羽、絵屋に飛んできました。 
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初日に北書店で開催した宇梶静江さんのトークイベント「人間(アイヌ)を語る」には、おかげさまで63人のご参加がありました。
宇梶さんはこどもの頃から針仕事がすきで、63才であらためて本格的にアイヌ刺繍を学んだそうです。
現在は80才。
お会いして、包み込むような温かさを感じました。
作品のモチーフはすべてふくろう。
飛んでいるふくろうは「むかう」、止まっているふくろうは「神さまの鳥 カムイチカプ」というタイトル。

ひとつ作品を作るたびに死にそうになる

という言葉がとても心に残りました。
(I)

北書店
宇梶静江 絵本原画展 6.3-9 
am10:00-pm8:00
(ただし、6.8 12:00- / 6.9 12:00-15:00)
未刊行の絵本の原画を展示します。
なお、新潟絵屋出品作品は一部を<6.13-30>北書店で展示予定です。
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by niigata-eya | 2013-06-04 16:17 | 今月の土壁