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先月母が85歳で亡くなった。
「別れの会」に飾った母の写真と母の描いた墨絵、送られた花を居間の一画に置いた。その上には年末から掛けてある林哲夫の「みかん」。みかんは、林さんの家にいた犬の名前。

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母のいる場所を、みかんが暖かい息を吐きながら、静かに守ってくれているようだ。(o)
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アンティエ・グメルス、栗田宏、蓮池もも、3人の作品を車に積み込み早朝の関越道を走った。
東京・中野での展覧会がはじまった。
展覧会は早くも4日目。

▼アンティエ・グメルス
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▼蓮池もも
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▼栗田宏
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▼初日のギャラリートーク
「夜曲」と「光」のシリーズで構成したアンティエさんのお部屋で開催。
現在ドイツにいらっしゃるアンティエさんは、スカイプで参加して下さった。
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KANIさんには、この機会を作って下さった御子柴氏が会期中ずっといらっしゃる。
御子柴氏には、以前新潟絵屋で展覧会を企画していただいたことがあり、今回もいっしょにお仕事ができてうれしい。

画廊にいて、いつもは作品をお預かりしている立場なのだが、今回こうしてその場所にいない、作品を預けるということを体験してみて、どうもそわそわ落ち着かない。
展示を手伝って下さった華雪さんにそのようなことを話し、笑い合った。
新潟に向かう帰り道は、行きと同じで朝に向かっていた。

絵屋は内藤雅子さんの写真展が9日目。
KANIでは今日はどんな一日だろう。
よい出会いがあるといい。
(I)
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美術とか芸術とか、よくわからないと、よく言われる。

当たり前とか、そうでないとか。普通とか、そうでないとか。

だれが決めたか、
よくわからない基準で、
世界はできて、いるらしい。


新潟市のダンスカンパニー・Noismなどで舞台衣裳を手掛けてきた中嶋佑一さんの、初の、美術の展覧会が砂丘館ではじまった。
中嶋さんが約1週間滞在し、現地制作した、お屋敷の蔵や和室を使った空間インスタレーションの展示となっている。


現代美術と言えば、既存のものを破壊したり、ただ奇抜なことをして、ひとを驚かせるようなものも多い。
けれど中嶋さんのそれが、きっと違うと思うのは、破壊してなお、誰も見たことのないあらたな美や価値観をそこに見出し、構築することができる人だと思うから。
それはたやすいことでは決して、ない。
Noismの衣裳に見た繊細さに通じる、手作業で作り上げた、1ヶ月間限定のあらたな“世界”を、ぜひじっくりとご覧下さい。
(小)

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中嶋佑一 「イテ、イナイモノ。」
2012年2月21日(火)〜3月20日(火)
9時〜21時 月曜休館 観覧無料

【関連イベント】
・ギャラリートーク(中嶋佑一/聞き手:大倉宏(砂丘館館長)
 2月25日(土)14時〜15時
 参加無料(直接会場へ)

・らいぶ/音楽のようなもの
 3月10日(土)17時30分〜
 定員:50名(予約優先) 料金:1,000円
 出演:安土早紀子、oyama、DJ威力
 お茶:移動喫茶キンメ
 *中嶋さんの大阪のご友人によるライブイベントです。
                         (Photo:M.Sato)
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by niigata-eya | 2012-02-22 23:30 | 砂丘館
Oさんが案内人をつとめる「絵を見る話の会」では、毎回一枚の絵をめぐって話を聞く。
1回目の絵は佐藤哲三のはさ木の素描。
話のはじまりはOさんが17才の頃のこと。
それから、話の舞台は新発田、船橋、銀座、白山浦、隅田川付近、並木町、上大川前通、と移り変わっていった。
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途中、ゆうくんのオリジナル曲演奏(今回は5曲!)と手製紙芝居(2本!)が入る。
Oさんの話とは全く関係ないのだが、素晴らしかった。
ふたりは、話の舞台が変遷していく過程のどこかで、センセイと教え子という関係で出会い、こうして一緒に「絵を見る話の会」をすることになった。
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思いがけないことに、この日は、お世話になっている方が温かい甘酒(〆張鶴)と酒粕クッキー(塩加減が絶妙!)を参加者のみなさまに、とお持ちくださった。
今月は菅原洋さんの展覧会で日本酒の会を開き、ちょうど〆張鶴さんを飲み比べしたばかり。

閉会後は、一列に並ぶはさ木の絵を、何人も顔を寄せ見てくださった。

翌日は読書会「絵本サロン」を控えていたので、絵はスタッフルームに掛けた。いまは、蓮池ももさんの絵と並んでいるが、もうじき、このももさんの絵はKANIさんでの「新潟の画廊から」出品のためお出掛けする。
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次回の「絵を見る話の会」(3/31 午後2時〜)をどうぞおたのしみに。
今後のゆうくん(もちろん次回も登場します)の活躍にも期待したいですね。
(I)
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内藤雅子さんの絵屋での個展は4年ぶり。

前回の副題は「like」
わたしは、畳にりんごがころがっている写真を手元に置いた。
内藤さんの「like」というニュアンスは、当時も何か伝わったように思うが、いま再び心にしみる。
前回も閏年の2月下旬であった。

今回、27点の出品作品の多くは、被写体がひと。
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▲土壁
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▲入口
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会場にはノートがあります。
感想をお寄せください。
(I)
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by niigata-eya | 2012-02-20 22:32 | 今月の土壁
昨秋、砂丘館で末松正樹の絵を見た。
舞踊と関わりの深かった末松さんの絵の前で、平原慎太郎さんのソロを見た。
「そうじゃない」
を声と身体で繰り返す、末松正樹の平原慎太郎がいた。

展覧会が終わってしばらくしてから、末松さんに関連する書籍・
『天井桟敷の父へ』(香山マリエ) を読んだ。
末松さんの生い立ちを辿り、読み進めながら、砂丘館で見た末松さんの絵がゆらゆらと思い浮かんだ。
本の中で、末松さんの命が絶えた。
現実にそうなのだった。
けれども、著者が末松さんの長女であることに希望があった。
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「末松正樹展 大戦末期、南仏ペルピニャンで生まれた希望の絵画」
2012年2月6日(月)~3月31日(土) ☆会期延長になりました
会場:北書店
■ギャラリートークとサイン会■ 2.19(日)14:00- 

砂丘館で見た絵が心に残る。
絵はうごく。
心の中で絵は生き続け、その世界では末松さんの命は続いている。
(I)
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by niigata-eya | 2012-02-13 16:56 | 北書店
e0138627_1814742.jpgセッション2012:2画廊の推薦作家による
2012年2月10日(金)~19日(日)
会場:Kaede Gallery+full moon

楓画廊推薦作家:
   コイズミアヤ(立体)、鈴木宏美(陶)、
   ヤマクラコウジ(写真)
画廊フルムーン推薦作家:
   蓮池もも(平面)、早川 昌(平面)
楓画廊の推薦作家3名と画廊フルムーンの推薦作家2名によるグループ展を開催しています。
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左:栗田宏「窓」  右:蓮池もも「聖域」
(w)
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by niigata-eya | 2012-02-13 16:50

2/7
窓辺には、庭のミントを水に差し、ガラスに切り絵を。
今日はときおり雨が降った。
残雪はざらめ状に。
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2/8
今日は又降った。
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2/9
毎朝、いちばんに駐車場側の窓を開ける。
車の上の雪を見る。
今日は見事な角刈りであった。
絵屋に到着すると、画家のIさんが持参のスコップで雪かきをしてくださっていた。
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2/10
今日も降った。
砂丘館の奥座敷側。
竹囲いに白い火が灯った。
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2/11
新潟絵屋は1のつく日がお休み。
けれども2月は変則的で、菅原洋陶芸展は2/2-12、内藤雅子写真展2/19-29の会期。
祝日の今日は、家具職人の伊藤信行(NOB・CRAFT)が店番をしており、わたしはお休み。
夕方には日本酒の会で絵屋に行くのだが。
家や通勤路で、つららの成長を眺めるのが毎日たのしい。
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2/13
寒波が通り抜け、雪は融け、つららはますます地面に近くに。
帰宅すると、このつららたちは姿を消していた。
地面まであと30cmほどだったのだが。
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ドイツのアンティエさんから「氷の花模様」が届いた。
嬉しい。
あちらは−7°〜−16°と聞く。
明日は一日KANIさんでの展覧会「新潟の画廊から」の準備をする。
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(I)
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古いビルで
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(I)
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2月はふたつの展覧会がある。
ひとつめは、莢陶窯・菅原洋さんの陶芸展。
蓋のある作品を中心に出品していただいた。

そのほか、土や釉薬が異なる花器や酒器、板皿などが多数並ぶ。
手に取り眺めると、どんな風に使おうかと想像が膨らむ。
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プチ・ポアの内田美代子さんによる平面作品が、この空間にぴったり。
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菅原さんは毎日午後から画廊にいらっしゃいます。

今年一番の寒波で絵屋はすっかり雪に埋もれていますが、展示室では土のぬくもりが優しい。莢(きょう)陶窯の「莢」は「さや」とも読み、マメ科植物の種子を包んでいる殻を指す。雪に埋もれた絵屋も、莢の中のよう。 
(I)
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by niigata-eya | 2012-02-09 16:40 | 今月の土壁