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どっぺり坂を上ってきたwillowさんが、砂丘館のホームページに、昨年冬の催しをアップしてくれました。

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寒波襲来で訪れる人のまれな砂丘館の、ひっそりした展示室では、佐藤公平さんの「めぐるひ」が静かに、人知れず、燃えています。(o)
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壁の絵は片山健「船を浮かべる」
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by niigata-eya | 2012-01-29 17:07
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馴れ馴れしい言葉を掛けてくる人には気をつけろ

何故かこの坂を昇るたびにこの教訓を思い出す私であった。(W)
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by niigata-eya | 2012-01-29 13:09 | 砂丘館

冬が来て、朝は店先の雪かきに忙しい。
先日は、画家のIさんが、スコップ持参で助っ人に来てくださった。
Iさんは絵屋の次に、砂丘館へ行かれたそうだ。
このところ、砂丘館で絵を描く姿をよく見かける。
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夜の砂丘館を訪ねた。
庭はこの数日の積雪で全体に丸みを帯び、ところによっては木馬、巨大きのこ、ロカビリーのおにいさんが出現したりと、変形が面白かった。
巨人になった気分で膝丈の白い小塀の道を進み、常設展へ。
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  ▲渡邊博
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  ▲奥の絵・藤原祥 / 手前・長沢明
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  ▲佐藤哲三「氷雨」
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  ▲中央の立体・佐藤公平 / 壁面左・緑川俊一 / 壁面右・片山健
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砂丘館の常設展がすきだ。庭もすきだ。
漆山昌志さんの小さな石彫は、雪囲いの木の下で今日もぼんやり空を眺めていた。
(I)
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by niigata-eya | 2012-01-27 22:13 | 砂丘館
展示室以外の場所に、あれこれ掛けてたのしんでいる。

▼インフォメーションのコーナー。
新潟県内の情報を集めた場所と、県外情報を集めた場所がある。
左・佐佐木實「はらいたまえ きよめたまえ」 右・華雪「いとしい」
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▼森敬子「ひつじが10ぴき」
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▼広小路側の窓の上
内海満昌 油彩
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▼スタッフルーム
中央・上 緑川俊一「顔」 右・石原けいこ(写真) 
中央・下 遠藤在「女性のアパナマナ」
二十四節気七十二時候カレンダーは今日が「款冬華」(蕗の薹 華さく/第70候)最後の一日。
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新しい年がはじまって、24日目なのですね。

カレンダーの書は華雪さんが書かれた。
現在、その原画となった書の展覧会を開催中とのこと。
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2012 ことはじめ -花と華-
華雪(書家)、坂村岳志(花人) 協力 : 細川護光(陶芸家)
1/14(sat)~1/26(thu) 11:00-19:00
gallery le bain
東京都港区西麻布3-16-28 TEL 03-3479-3842 月曜定休 入場無料
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渡邊博さんは新潟市出身の画家。
千葉にアトリエがある。
新潟絵屋での個展は今回が4回目。

初日の展示室。
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「倖いの飛来」          「紫の装い」  「情動」
         「ことのは」                  「自縛」
「切れ切れの記憶」
                    「奮起」
             「秘匿」         「希望」
     「透徹」
                             「追憶」
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前日の展示完成直後。
夜も昼間も、それぞれにいい。
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◆関連イベント
ギャラリートーク「見比べて楽しむ抽象画」
話し手・大倉宏(美術評論家)
1/23(月)15時〜 / 無料 
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右のイーゼルは、渡邊博さんの旧作で、人形などのかたちが見えていたころのもの。
左のイーゼルは村井勇さんの写真。
ほかにも片山健さんや小林久子さん、二村裕子さん、佐藤哲三さんなど、さまざまな作家の作品を紹介しながら、なぜ抽象作品は近づきにくいと思われるのかを探った。

手に持っているのはパネルに窓を切り取ったもの。
Oさんによると、絵は近づいたり離れたりして見るところに面白さがあるという。
近づいて見つめた時の感覚を、絵に窓を当て再現した。
作者の意図を読むのではなく、作品を見てどう感じているのか、耳を澄ますようにじっと自身の内面を見つめるという、Oさん流の作品のたのしみ方なども聞くことができた。


漆喰の壁面の、大きな水彩の作品を展示していたとき、ひとりが脚立に立ち、わたしはその人と絵との間で、絵をまっすぐな状態に固定する役割で立っていた。
鼻のてっぺんは絵にくっつきそうな距離だった。
作品「有為転変」は3カ所で吊った。
その間、釘を渡したり、ペンチを取りに行ったりしながら、3カ所の釘が固定されるまでを見守っていたのだが、出番がないとつい絵肌の質感を感じながら恍惚として絵に入り込んでいた。
ふいに絵がわたしの頭上に被さり、一瞬にして視界が暗んだ。
すぐに脚立の人によって視界は明るくなり、絵から突然引っこ抜かれた感じがあって、劇的で面白い体験だった。
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                        ▲「有為転変」部分
渡邊博さんは、なんて遠い世界に行ける人なのだろうと思う。
行き、帰って来られること。
見る側は絵によって、自身の広い世界へ出掛けて行ける。
(I)
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by niigata-eya | 2012-01-22 23:08 | 今月の土壁
海、
というものをずいぶん見ていないことに気づいた。
海、
の近くに住みながら。
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見ているつもりでいても、それは、どこかに行く途中の車窓からで、
いつも、通りすがりの海、なのだったと、
海、そのもののような作品『waves』を見て、思った。

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特別展示 mikkyoz 記録・記憶
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2012年1月11日(水)〜22日(日)
9〜21時 月曜休館 観覧無料
会場:砂丘館 蔵ギャラリー

mikkyozのお二人は新潟を拠点に活動している。
Noismの制作スタッフとして『ホフマン物語』でも映像を手がけた遠藤龍さんと、音響を山倉淳さんが担当する。
今回の写真と映像作品も、新潟の小針浜や古町の町並みが被写体である。

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いつかどこかで、あるいは身近に何度も、目にしたことのある風景でありながら、自分の目線とは違う誰かのフレームでそれを見ると、はじめて出会ったようで驚く。

“記憶”とはきわめて個人的なものだけれど、それが“記録”というカタチになったとき、ほんのわずかであったとしてもはじめて、他者と共有することができるのかもしれない。

O氏いわく「瞑想空間」のような会場で、若いお二人の感性に、身をゆだねてみてほしい。
(小)
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by niigata-eya | 2012-01-14 02:18 | 砂丘館
いよいよ2012年を歩き出しました。

この数年、砂丘館で「高森神楽」の獅子舞を拝見するのが新春の恒例となっています。
今年も獅子に噛まれ、無病息災をお願いしてきました。
砂丘館では応接室、座敷、蔵など建物内の随所に絵を掛け、季節の室礼でおもてなしをしています。
高森神楽のみなさんの背後には藤原祥さんの絵と長沢明さんの虎の絵があり、さりげない演出が光っていました。

一方、新潟絵屋は毎年オークションで幕開けします。
今回で5回目となりました。
毎回さまざまな絵が出品され、年ごとに雰囲気ががらりと変わります。
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奥の土壁:黒崎彰「我らを許したまえ」(木版画)
左側の壁面:米倉斉加年 タイル画、高見乾司「裸婦」(ペン)ほか
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右の漆喰の壁面:末松正樹 無題(インク)
手前のテーブル:司修 石版画集(1975年/限定35部)
奥の土壁:井田英夫「家のある風景」(オイルパステル)
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▲右の壁面:右端・高見修司、その隣・井上長三郎

手法・年代、作風もさまざまな絵がずらり。
オークションではこれまでに知らなかった作家との出会いも数多く、表示のため調べるプロフィール作りを通じ、実にさまざまな人生があるのだと考えさせられます。

2012年、
みなさまのご多幸をお祈り申し上げます。
(I)
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by niigata-eya | 2012-01-14 02:06 | 今月の土壁
2012年2月下旬、東京で、ある企画展を開く。
その準備で、2011年末のとある日、蓮池ももさん(左)に来ていただいて、作品の選定や打ち合わせをした。
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新潟の画廊から
アンティエ・グメルス / 栗田宏 / 蓮池もも

2012年2月24日(金)−3月4日(日) ※予定
11:00 - 18:00 会期中無休
会場/ギャラリーKANI
〒165-0027 東京都中野区野方4-32-5(西武新宿線 野方下車 徒歩7分)

●ギャラリートーク+オープニングパーティ
2月24日(金) 18:00ー20:00 ¥500 ※予定


2011年はありがとうございました。
2000年設立の新潟絵屋は、2012年でオープンからちょうど一巡り。
新しい一年、気持ちを新たに歩き出します。

新年の営業は、1月12日〜オークション展でスタートします。
どうぞよろしくお願いいたします。
(I)
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                       松本健宏・作
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