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北書店さんで、展示の企画をしている。
昨日で終えた「渡辺隆次スケッチ展」を撤収・搬出するべく、午前中に出かけた。
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北書店は市役所前にある。
作業する間、人が来ては去った。
店舗の前に停車するバスの音、人の声、自動ドアの開閉。
絵たちは一ヶ月、ここでどんな時間を過ごしていたのだろう。

店では絵の配置は変わらず。
周囲は周囲の、絵は絵の時間を持っている。

店長の佐藤雄一さんはよく売り場の模様替えをしている。
あるときなど、すごく重い、照明付の什器を一緒に運んだ。
書店の空間に作品を置いていくことと、本の並べ方を観察すること、ときどき思いがけず重い什器を運ぶこと。
どれも刺激的である。
小さいものの模様替えも非常にまめで、絵に寄り添うように置かれたうさぎや馬の人形がよかった。

一部の絵は貰い手と出会い、一部の絵は額を脱ぎ、また作者の元へ帰って行く。
わたしは絵屋の軌道に戻る。
(I)
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by niigata-eya | 2011-02-28 23:59 | 北書店
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                        (写真:蔵/一階)
砂丘館にて開催中。
会期:2011年2月18日(金)~3月21日(月・春分の日)

栗田宏さんの旧作を見て、華雪さんが作品(書)を制作しました。
華雪さんの新作が、栗田さんの作品の合間にあります。
栗田さんの絵は写真(奥の壁面の2点)では見えませんが、実際のところ、そうではありません。

華雪さんが数年前に書き残したテキスト「」の抜粋が、応接室、書斎、3つの座敷、奥座敷などのところどころにありました。
それは、栗田さんの作品を見た際の記憶を綴ったものでした。
お部屋や廊下を歩き、立ち止まり、作品を見つめ、パネルを読み進めながら、華雪さんを通して見えてくる栗田さんの絵を感じていました。

蔵へと進み、二階でひとりきりになりました。
それまでに見てきたふたりの作品が、最後の場所にやってきて大きく膨らみ迫ってきました。
インパクトのある展示でした。
いまはその余音に耳を傾けているような感じです。

タイトルには、この展覧会がよく現れています。

会場の一室では、前述の二人展とはまた別な、特別展示「華雪・坂口綱男 安吾の『私』を歩く」(「まちなかの文学を歩く」関連展示)を3/21まで開催中。

砂丘館は朝9時から夜9時まで開館しています。
さまざまな光の中で、展覧会をたのしんでください。
(I)
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by niigata-eya | 2011-02-22 23:59 | 砂丘館
松本健宏 蝋染め展—人生について」(2011.2.19-27 於:新潟絵屋)

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土壁の作品:「松尾寺」
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染めのほか人形も。
「藁化身(わらけしん)」
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人形は染の作品と組み合わせて展示。
蝋纈染め作品:「天上・地上」
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松本健宏さん
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「誕生」(部分)
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ただいま<人生について考える週間>です。
(I)
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by niigata-eya | 2011-02-20 13:58 | 今月の土壁
林哲夫さんの小さな油彩「チュウブ」を家のロフトに掛ける。
すべり台の階段ほどの傾斜を登るとすぐの壁面。
下からもよく見える。
そこはダイニングの上。
わたしの席からが、実は一番よく見える。
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(I)
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「林哲夫展」は、いよいよ明日最終日を迎える。
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10日に空から飛んできた林さんが、14日まで新潟に滞在したレポートを書いておられる。
現在進行形。

サイトはコチラ
http://sumus.exblog.jp/m2011-02-01/

林さんが絵になる佇まいのお方でした。
(I)
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2011.2.15午後  
ちょっと消灯

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朝、開廊前に明かりをつけず、展示室に佇むのがすきでいる。
たとえば村井勇写真展(2010.9)や今回の林哲夫展では特にいい。

照明を再びつける。
場所がひとを迎える空気に変わる。
(I)
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by niigata-eya | 2011-02-15 16:56 | 今月の土壁
新潟絵屋で過去に展覧会を開催したことのある作家さん、これから予定している作家さん、そして画廊や美術館を通して、全国から案内状が届く。
ありがたいことに、このコーナーを見に訪れる方が少なくない。
チラシだったり、葉書だったり、スタイルはさまざま。
案内状がある場所は回転が速い。

終わってからも手元に残すことがある。

葉書は佐佐木實さんの展覧会の案内状(2/1-6盛久ギャラリー)。
佐佐木さんの、これは、書。

「壽と順子」(部分)
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佐佐木さんの作品は、ほかに・・・
「鳳凰」(部分)
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新聞の切り抜きや、気に留まったテキスト、フリーペーパーなども身近に置く。

「田舎の生活」(冬号)
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見える所にあって見ていないことも多いのだが、そばにあると何か持続する。
保留なものは保留なように、身近な風景にあらわしておきたい。
(I)
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林哲夫展」(2011.2.8-17 於:新潟絵屋)

土壁の作品:
左から
「ランボオ」「向日葵」「樹(ベルガマ)」
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土壁の裏側
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アンティエさんの展覧会を終え、夢から目覚め、また新しい夢を見ているような。
林哲夫さんは2/10-14、新潟にいらっしゃいます。
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by niigata-eya | 2011-02-08 17:48 | 今月の土壁
町の書店で展覧会を企画しています。
いつつめの企画では、山梨県八ヶ岳山麓に暮らす画家・渡辺隆次さんのスケッチ、そして著書を紹介しています。

「渡辺隆次 スケッチ展」
2011年1月27日(木)~2月27日(木)
会場:北書店(新潟市中央区医学町通2番町10-1 ダイアパレス医学町101 TEL&FAX 025-201-7466)
観覧料:無料
9:45-20:00
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野蒜(ノビル)、ガマズミ、田ゼリ、バリジリコ、オニグルミ
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ジャガイモ
著書『風のスケッチ』(筑摩書房)挿絵
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ふたつのタチシオデ
左は『山のごちそう』(筑摩書房)挿絵
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シルクスクリーンも2種類。「天使の胞子紋」
もうひとつは看板「北書店画廊」のそばに。
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by niigata-eya | 2011-02-03 18:01 | 北書店
昨年から「二十四節気七十二候カレンダー」(Think the Earth/書・華雪)を使ってきた。
それが、今日で最後。

立春から使い始めたこのカレンダーは、大寒をしめくくる2月3日で一年を終わりとする。

七十二番目は「鶏始乳」(にわとり、とやにつく)であった。
■解説ヨリ■
鶏が卵を産み始める。生命の再生と循環を予感させる言葉。


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終わりのページはふいに訪れた。

一年をしめくくる今日、出がけに家の仏間を撮った。
*柱のパネル:松本健宏(染色)

広い所に注ぐ水に惹かれた。
人の気配がすきだった。
2年ほど、この柱に掛けてある。
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終わりと始まりの節目、深呼吸のような一日であった。
明日から同じ場所に新しい「二十四節気七十二候カレンダー」を掛ける。

(I)
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