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ブログ【みるものとよいところ】では「今月の土壁」を展覧会ごとに更新している。
それは展示室内の土壁だが、その裏側も実は土壁である。

「帰りたい風景三人展」の場合
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土壁の裏側の作品:古田恵美子「アリガトウ」
(I)
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by niigata-eya | 2010-11-26 12:28 | 今月の土壁
絵屋便2010年の表紙連載『十二』十二番目の字が届いた。
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表紙用の写真は「華雪書展  日」(2010.11.3-7 於:F/style)で。
会期を終え「わたし」は絵屋へ。

それより前、「わたし」は「華雪 わたしふね」(2010.10.30-31 於:gm ten)の壁にいた。
華雪さんの元からgm tenへ、gm tenからF/styleさんへ、F/styleさんから絵屋へ、
そうして作品が渡ってきた。

十番目は「女」
十一番目「眠」
と辿り、「わたし」で連載は最終回を迎えた。
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1月号  一 「貌」
2月号  二 「野」
3月号  三 「一帰何処」
4月号  四 「はなす」
5月号  五 「花放」
6月号  六 「劇」
7月号  七 「華」
8月号  八 「手」
9月号  九 「あい うえ お」
10月号 十 「女」
11月号 十一「眠」
12月号 十二「わたし」
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月に一度字が届くこと。
字は道しるべのようで、歩きながらどこかへと向かっている感覚があった。

「わたし」という分厚く、白紙が多い一冊の本を想像する。

毎月字が届いた一年間、気がつくと、ひとつずつの作品の周辺にわたし自身のいろいろがくっついて、華雪さんの書いた字が記憶を索引する目次のようになっていった。
頁をひらくと出来事が具体的に、言葉にならないものが意味不明な、確かな痕跡として残っていった。
現在進行形で更新している。

連載の最後にわたしが見つけたのはそのようなものだった。
華雪さんからそれを手渡してもらった。

(I)
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*作品は2010年12月末まで新潟絵屋のショップスペースほかで展示しています。
*その後2011年3月上旬に開催の華雪展にてふたたびお目見えします。
 ご期待ください。
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「帰りたい風景三人展」(2010.11.22-30 於:新潟絵屋)

土壁の作品・古田恵美子
右「children」
中央「流れる」
左「夏の或る日」
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浅見哲一の作品
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森本秀樹の作品
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三人三様の「帰りたい風景」が並ぶ。
作者のことなる作品が隣り合う場所がまた、いい。

左:森本秀樹「夜の海」
右:浅見哲一「夜のはじまり」
エントランスにこのふたつの絵が並んでいる。
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左のふたつ:古田恵美子
右のみっつ:浅見哲一
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日が暮れてきた。
暗くなると外光が差し込まなくなり、中の密度が増す。
私が帰ると、暗い展示室で絵たちはどんな会話を交わすのか。
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by niigata-eya | 2010-11-24 17:01 | 今月の土壁
「小磯稔 うるし絵展」(2010.11.12-20 於:新潟絵屋)
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土壁の作品
「山帰来ll」(左)
「ワイン色の紫陽花」(中央)
「山帰来 l」(右)
写真では分かりませんが、背景の黒の質感がすごく美しい。(O)
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by niigata-eya | 2010-11-18 18:08 | 今月の土壁
華雪書展「日」を開催している。
作品はエフスタイルのおふたりが華雪さんの住まいを訪ね、セレクトしたという。
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一軒の家が展示室。
部屋があり、廊下があり、台所がある。
家の隅々が見えて、しかしどこもかしこもいい。
エフスタイルさんで見る作品は、エフのおふたりが華雪さんの作品に感じた「いい」がどこか見えるようだった。
そこがよかった。
そこでこそ見えてくる華雪さんがあった。
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見に行ってみてください。
ほんの一部だけご紹介しました。

家の漆喰の色みやしみ、影もまた心に残る。
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(I)
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「小島我乱日本画展 花と樹」(2010.11.2-10 於:新潟絵屋)

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土壁の作品
「縄文杉ー古の静寂」

じーっと見ていると、ただ時が経つ。
日が暮れてしまう心配は遠くに追いやった。

見ていると、画面を見ているのに、画面にないところを感じる。
描かれていない枝の先や、その先の風景や、土の深さや。
想像は果てなくて、気づくと時間に置いていかれる。
絵の懐に包まれる。
(I)
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by niigata-eya | 2010-11-05 17:11 | 今月の土壁