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2010年の一年間、絵屋便(月刊の案内状)の表紙を華雪さんの書で綴っている。
作品は、ひと月ごとに届く。
あるときは東京から。
あるときは京都から。
またあるときは、直接受け取る。
ひとつ、またひとつと掛けてみている。
何げない場所を、掛けながら探っている。
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「花放」花咲く
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「はなす」話す/放す
「劇」げき/はげしい/劇的な所作/虎頭に扮したものを伐つかたち

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池田早季恵さんの個展のある日。
あるお方が、お庭で咲いていたという薔薇を届けてくださった。
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池田さんの陶のシェードが、薔薇のあるカウンターによく似合った。
「野」は華雪さんの『十二』シリーズ。
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別な日の午後。
薔薇はよい香りを放っている。
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(I)
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池田早季恵「陶の動物園」(2010.5.22-30)於:新潟絵屋
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初日は、6月の佐藤哲三展の講座があった。
土壁に向かい合う壁面にスライドを映し出し、今をさかのぼること80年前の、佐藤哲三さんの20代から30代の人生を辿った。
スライドの青白い明かりと、電球の赤っぽい明かりが入り交じり、町の音やそこにいる陶の動物達の存在も次第にとけていった。
哲三さんはどう見ていたか。
兎さんの心地やいかに。

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初日から日はまた昇り、沈み、また昇り、と・・・。
25日の今日、昨日のラジオとテレビの放送効果か、遠くから人が訪ねてくれる。
ありがたい。
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*作者の池田さんは、会期中ずっと画廊にいらっしゃいます
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by niigata-eya | 2010-05-25 16:13 | 今月の土壁
市役所近くの書店で、絵の展示をさせていただく運びとなった。
いちばんはじめの企画は、長尾玲子さんのお弁当シリーズ。
長尾さんのことは絵本で知っていたという方も多いだろう。
針と糸で縫い取られた絵は細密で、見つめるほどに自然と顔が絵に近づいていってしまう。
いつもは画廊に並ぶ作品たちがすこし緊張気味に、そこにある。
時間が経つと馴染んでいくだろうか。
みんなは本屋さんで社会見学をしているようにも映る。
(I)

「長尾玲子展-お弁当シリーズから-」
2010年5月18日(火)~6月12日(土)
会場:北書店(新潟市中央区医学町通2番町10-1 ダイアパレス医学町101 TEL&FAX 025-201-7466)
観覧料:無料
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by niigata-eya | 2010-05-19 13:24 | 北書店
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「藤原祥展」(2010.5.12-20)於:新潟絵屋
土壁の作品:
左:「K氏」の土地
右:ひと(頭部)

展示作業は時間が読めないことが多い。
昼下がり、打ち合わせを挟みながらはじめた昨日の展示も然り。
長い夜になりそうだと覚悟を決めた。

だが、どのタイミングからか流れるように壁が決まっていった。
入り口に張り出す看板を書き上げそれを張り出す、最後の最後。
ある事態に気が付いた。

エントランスの壁面に墨痕が出来てしまっていた。
どのようにしてこれが出来たのか、誰も分からない。
6歳のRは、
「天井から落ちてきた」
と証言をした。

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墨を使っていたひとはただ一人。
けれど、その人にとっては身に覚えがない出来事だったから、謎は深まった。

墨の跡が、前に起こった漆喰壁面の穴のように、
今後どのようにそこに置かれる作品と関係していくのか、
見ていきたいと思っている。

夜は明け、無事初日を終えた。
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よい展覧会が始まったと興奮で高揚気味に閉廊時間を迎えた。
クールダウンしながら帰路につこうと思う。
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by niigata-eya | 2010-05-12 18:37 | 今月の土壁
時刻もまた色を作ります。
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by niigata-eya | 2010-05-03 13:06 | 今月の土壁
土壁は不思議な壁で、いろいろな絵のいろいろな色と響き合い、染まります。
津田真帆さんの水彩の透明な緑は、まるで壁から芽を吹いた美しい苔のよう。(O)
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by niigata-eya | 2010-05-03 13:01 | 今月の土壁