カテゴリ:みるものとよいところ( 197 )

本日、新潟絵屋が15歳をむかえました。
日頃ご支援いただいているみなさまへ、こころより御礼申し上げます。

写真は、これを機に倉庫から出した昔のアルバムから。
並木町にあった絵屋、その準備室時代、改装の頃の記録です。

上大川前通(2007〜)に移築して、並木町時代(2000〜06年)よりも長くなりました。
移築した建物の外壁の杉板は、すっかり黒くなりました。
e0138627_15213349.jpg

昨日は会議で、前月の会計報告や、いろいろ運営に関する事柄や企画について審議しました。
これを毎月やっています。
下の写真は、5月に個展を開催した広田郁世さんにいただいた富山のかまぼこ。
広田さんがデザインされたのだそうです。
メンバーが集まる会議で、このおめでたいかまぼこを分けました。
大変おいしかったです。
e0138627_153397.jpg

もうひとつうれしかったことは、その広田郁世展を機に出会ったミュージシャンの青木健さんが、広田さんの絵からインスパイアされて作ったという曲「夏頃」をレコーディングしたそうです。思いがけないことがあるものです。

それから今日。
栗田さんが良寛関連の本を貸してくださいました。
「午睡閑」に包まれて。
e0138627_1542739.jpg

15年。さまざまな出来事、さまざまな恵みに支えられております。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
I こと井上美雪
[PR]
堀川久子 踊ル
5/15(金)18:30- 
新潟絵屋「小林久子展」にて。500円/申込不要

久しぶりに、堀川さんが絵屋で踊ってくださることになりました。
お立ち合いください。
終了後は、小林久子、堀川久子両氏を囲んでささやかな会を開きます。

小林久子展
2011年
2009年
e0138627_162278.jpg

2009年の個展にて。
[PR]
作品の題名はHomonym
e0138627_17133226.jpg


日本語にすると同音異義語。

e0138627_17153611.jpg


はしとはし(橋と箸)、さけとさけ(酒と鮭)…と、次々と訪れるお客さんに小木曽さんが丁寧に説明している。
左右対称の形は、どちらから見ても同じ。塗られた色も同じブルー。けれど、厚みのある形の側面に塗られたストライプの色の順番が違っているせいで、同じ青が微妙にちがって見える。
「さけとさけ」が微妙なアクセントの違いで意味がすっかり変わるように。

一見気ままに作られているように見える小木曽さんの造形のうらには、実は、このようにひとつ一つ考え抜かれた「思考」がある。パブリックアートは、公共の場所に置かれる造形(アート)だが、公共という場所は、じつはさまざまな言葉(説明)を求められる場所だ。しっかり考えられ、しっかり説明されることが、とても大事になる。
小木曽さんが日本全国で病院などのパブリックアートを手掛けてきたのも、なるほどと思わせられた。

e0138627_17485380.jpg


とはいえ、小木曽さんの作る形と色には、説明だけにおさまりきらない不思議な魅力がある。
木や花やなにかの自然物のようであって、ちがうもののようでもあり、
明快な色も、鮮やかや派手というのとちがう。見ていてあきない。
たくさんの微妙が仕込まれている。

しっかりした「思考」あることと、思考を説明する言葉だけでは汲みきれない内容があること。
この2つが、アートがパブリックスペースにつながっていくときの条件だろう。

e0138627_17452492.jpg


いろんな色の、質感の壁があり、自然光も格子の裾から入ってくる絵屋の展示室も、
閉鎖的な白い箱(ホワイトキューブ)の画廊に比べると、パブリックなーーつまり「雑然」をあれこれ抱え込んだスペースに近いところがある。

戸外の天気や光の入り具合で、作品の置かれた部屋の空気も、作品の見え方も違ってくる。
そうした、環境の変化と対話する力もまた、
e0138627_18112928.jpg

もう1つの条件であるかも知れない。

…と、思った。
(O)

2015年4月12日〜20日 
新潟絵屋
[PR]
e0138627_12564577.jpg

2015年の表紙絵は、井田英夫さんの素描を連載しています。
その原画を、スタッフルームに掛けてみました。
e0138627_12571323.jpg

e0138627_12581075.jpg

e0138627_1259355.jpg

現在、井田さんは広島県呉市で個展を開催中。
2/28〜3/8 会場:天仁庵
古民家の2階を会場にしているそうです。

絵屋便の表紙絵は、12月までさらにもう9点が登場します。
これから4月号の編集に取りかかります。
その表紙用の絵が、個展前、遠く西日本を旅する井田さんから届きました。
3点が入っていました。
旅はもうしばらく続くようです。
(I)
[PR]
もう終わってしまった展示だけれど、村山耕二さんのガラスを、しつらえた台に並べ出したとき、夜だった。光を通す物質の美しさにふるえた。

e0138627_16272749.jpg




身体を動かすと、光がいろいろな速度で、すばやく、あるいはゆっくりと、ガラスのなかを走っていく。
e0138627_16404894.jpg



壁に野中光正さんの絵をかけたら、絵の色に照らされて、ガラスの色が見えてきた。
e0138627_1654181.jpg




ガラスはサハラ砂漠や仙台の川原の砂を溶かして生まれた。色は素材の、モノの色だという。
野中さんの絵の色も、一見強くあざやかに見えても、絵の、画像の色ではない「モノ」の色の感じがある。ガラスの色に照らされて、絵の色の隠された質が、秘密が、見えた気がした。
それらは土や紙や木でできている絵屋の色も、静かに照らしだした。 (O)

e0138627_1762773.jpg



野中光正・村山耕二2人展 
2015.2月5日(木)〜2月15日(日) 新潟絵屋
[PR]
生誕120年「西脇順三郎展 汝は汝の村へ帰れ」(9.27〜10.5/小千谷市民学習センター・楽集館)の、展示を新潟絵屋でお手伝いさせていただきました。
e0138627_1659422.jpg

e0138627_1704647.jpg

e0138627_1705842.jpg

e0138627_1731019.jpg

e0138627_1714596.jpg

今回は、小千谷の方々と一緒に作業をさせていただきましたが、西脇順三郎氏への敬意が感じられ、そのことが緊張感ある作業の合間に温かい空気を作り出してくれました。
別室では書や押し花帳の展示もあります。

会期:2014.9.27(土)~10.5(日)午前10時~午後6時
会場:小千谷市民学習センター・楽集館(小千谷市上ノ山4-4-2)

□イベント:10月5日(日曜日)午後1時~作品解説(美術評論家・大倉宏)
[PR]
昨日、西日が射す頃、エフスタイルさんへ行ってきた。
いつも、入口で長谷川徹「WORKS」(アクリル・板)が迎えてくれる。
半屋外のその場所で、絵は、光や風、ときに天粒を受けながら、生き生きと置かれている。
e0138627_160431.jpg

e0138627_1613254.jpg

新潟絵屋は、つい最近、絵を長くたのしむためのリーフレット(2014.9初版/下の写真)を発行し、無料配布を始めたところである。
そこでは、絵を掛ける場所として、紫外線が当たる場所は避けるようにお伝えしている。
どうしてもそのような場所に掛けたい時は、アクリルやガラスを、UVカット仕様のものに交換することをおすすめしたい。
e0138627_15581890.jpg

とはいえ、エフスタイルさんの「WORKS」は、とてもステキだ。
店内には、田中スナオ作品もなにげなく、わっぱ辺りに掛けられている。
(I)
[PR]
9.2-10
e0138627_12414296.jpg

手を広げ、深呼吸
するかのような作品たち。

ボックスに納められた作品は、ロックし、また開くことができます。
e0138627_1242586.jpg

e0138627_1412838.jpg

e0138627_1411959.jpg

はじめに、空を被写体とした連作ができ、「兵隊アリの行進」「ハリガネムシのゆくえ」「ピンク色の靴」などの作品ができていったと聞きました。
ボックス作品
2014年 写真/パズル/麻糸・綿・毛糸など 274×282mm
¥22,000

漆喰の写真「亡き王女のためのパヴァーヌ」
2014年 515×728mm 
¥32,000 

27枚からなる組み写真も。
e0138627_14121778.jpg

半間さんの展覧会の前は、写真展だったのですが、信号が変わりました。
半間さんは写真をひとつの材料として捉えていて、写真展とは違うのですが、
写真の可能性を考えているひとりです。
(I)
[PR]

先日、「峰村醸造」さん、「今代司」さんをお訪ねした。
歴史ある建物は味わい深い。
その生かし方にひとそれぞれのセンスがあり、見所である。
今代司さんではいい感じで自然光が入り、光の当て方がよかった。
e0138627_17582018.jpg

e0138627_1833545.jpg

周辺で見つけたもの。
e0138627_189350.jpg

9月にオープンする峰村醸造さんの売店に、後日華雪さんの書を額装しお納めする。
栗ノ木バイパス沿い(中央図書館近く)、峰村リツ子ゆかりのお店でもある。
続報はまた。
(I)
[PR]

e0138627_14472873.jpg

22人のこどもたちと、華雪さん(写真:左)とでつくった森を、
その後も展示しています。

2014.6.10〜8.10
◇ 8/10(日)マデ
「木を書いて森をつくる」作品展示

◇7/26(土)〜 8/10(日)17:00〜19:00
制作過程のスライドショー随時上映
この会期中は、こども創造センターの開館時間が延長となります。
日中は「森」を舞台としたアニメDVD鑑賞を行っているとのこと。

会場:新潟市こども創造センター 光と音のホール
新潟市中央区清五郎375番地2 025-281-3715

開館時間:9:00~17:00 
*7/26〜8/10 〜19:00
休館日:月曜日

森の中でさまざまな木を見つけてください。
e0138627_14494874.jpg

(I)
[PR]