2012.2①菅原洋陶芸展「筥 はこ HAKO」
ひとつめは、莢陶窯・菅原洋さんの陶芸展。
蓋のある作品を中心に出品していただいた。
そのほか、土や釉薬が異なる花器や酒器、板皿などが多数並ぶ。
手に取り眺めると、どんな風に使おうかと想像が膨らむ。
プチ・ポアの内田美代子さんによる平面作品が、この空間にぴったり。
菅原さんは毎日午後から画廊にいらっしゃいます。
今年一番の寒波で絵屋はすっかり雪に埋もれていますが、展示室では土のぬくもりが優しい。莢(きょう)陶窯の「莢」は「さや」とも読み、マメ科植物の種子を包んでいる殻を指す。雪に埋もれた絵屋も、莢の中のよう。
(I)
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