二十四節気七十二候カレンダー
古代中国に伝わった美しい七十二候の言葉は華雪さんの書。
およそ5日おきにめくる仕組みとなっています。
家と絵屋で使い始めて2年経ちます。
今日は「山茶始開」(つばきはじめてひらく)。
旧暦10月14日、3日後は満月。
…山茶は「つばき」と読むが、山茶花(さざんか)のこと。さざんかの花が開く。椿(つばき)が咲くのは2〜3月頃。二十四節気は「立冬」、いよいよ寒さも本格的に。(解説より)
2011年の大きな出来事は、家に、私の机ができたことです。
正確には家の人とふたりで共有しており、子供部屋の一角にあります。
一角とはいえ、机につくと満足し、嬉しくなりました。
机の壁には、何年か前に買い求めた華雪さんの篆刻と、今年新たに書を掛けました。
左:「木馬斬風」(篆刻)
右:会田綱雄・詩「天使のいる風景」より
戸の上:緑川俊一「ひと」
家の中で絵を掛けかえるのは、とてもたのしい。
同じ部屋の別な壁
写真・村井勇「ロオリング」
廊下
長尾玲子「バス」(私的花言葉シリーズより)
茶の間
左:渡辺隆次「天使の胞子紋」(シルクスクリーン)
右:小林寿一郎「風」(小口木版画)
机があった場所には、もともと箪笥を置いていました。
その上に、小林寿一郎さんの版画を掛け、長らく落ち着いていたのですが、
このたび箪笥は机と90度の位置に置かれることになりました。
絵は茶の間へ。
床の間
左:松本健宏「堀割計画」(染色)
右下:平野照子 陶のノート
カレンダーはあと4日間「山茶始開」のページ。
次は何だろう。
(I)