戦争と美術と人間と

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末松正樹の時代展
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2011年10月4日〜11月6日(日)
9時〜21時 月曜休館 観覧無料
会場:砂丘館(旧 日本銀行新潟支店長役宅)
住所:新潟市中央区西大畑町5218−1
休館日:月曜日(10/10は開館)、10/11、11/4


末松正樹は1908年新発田市出身。
父の転勤にともない各地を転々としたのち、東京でノイエタンツ(ドイツの前衛舞踊)に出会い、フランスで日本の舞踊を紹介する公演のため、舞踊団の一員として渡欧します。

ところが、渡欧して間もなく第二次世界大戦が勃発。
多くの日本人が帰国する中、末松はマルセイユ領事館に職を得、ドイツ占領下のフランスに留まりますが、大戦末期、スペインへの脱出を図る途中で国境近くのペルピニャンで捕まり、抑留生活を送ることになります。
この抑留生活のなかで、末松は絵を描き始めました。
描いたのは舞踊するダンサー。
膨大なスケッチは次第に混沌とした線とトーンの生命体へと変容していき、抽象化していきました。

会場では、その変化の過程が記録されたスケッチを中心に、戦後に描かれた油絵と資料を展示し、「戦争」という時代に生きた一人の抽象画家の人生をだどります。
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◆関連イベント
□講演会1
「戦争と人間 末松正樹のこと」司修(画家・小説家)
10月8日(土)16:00~ 
参加料1,000円 定員50名 要申込

□講演会2
「父・あれこれ」香山マリエ(末松正樹長女)
10月22日(土)15:00~ 
参加料500円 直接会場へ

□平原慎太郎ダンスパフォーマンス「群像(原始への郷愁)」
10月15日(土)16:00~、19:00~ 16日(日)14:00~
参加料一般1,800円 大学・高校生1,200円 小・中学生800円
定員各回20名 要申込
詳細はHPをご覧下さい。

◆ほか
同じ時期、東京で開催中の展覧会情報です。
「末松正樹 未発表小品展」
10.24-29
ギャラリー川船


末松は少年時代を砂丘館のある、ここ新潟市・西大畑でも過ごしていました。
ひとつの時代に思いを馳せながら、ゆっくりご覧いただけたなら幸いです。
(小)
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by niigata-eya | 2011-10-07 22:51 | 砂丘館