「ほっ」と。キャンペーン
松本健宏さんの「獣(じゅう)のり雛」が入荷しました。
お雛様とお内裏様、獣にのって、どこへゆく。
先に発売した酉聖人は、横目で獣のり雛を見ています。

¥4,320税込
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# by niigata-eya | 2017-02-22 18:32 | SHOP
食べもの、飲みもの、着もの、履(はき)ものという言葉があります。

「みるもの」は「見るもの」。

私たちの周囲は「見えるもの」でできています。「見えるもの」は、それだけでは、まだ「みるもの」ではありません。花を見、何かを感じた時、花は「みるもの」になります。
感じが「いい感じ」なら、それは「いいみるもの」。(「いい」は「きれい」「ここちよい」「おもしろい」という以上の意味を含んでいます。)
「美術」とは「いい見るもの」 となるべく、人の作る「みるもの」のこと。
「いいみるもの」には、場所を「よいところ」 にする力があります。(「よい」は「調和している」と「合っている」「いい雰囲気だ」という以上の意味を含んでいます。)

いい「みるもの」とよい「ところ」。それらを「いい」と感じる 「わたし」が歩いたレポートです。
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# by niigata-eya | 2017-02-20 14:52
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2月19日

新潟市こども創造センター・新潟絵屋の連携事業「コケ庭〜陶器と苔で作る小さな庭」の一回目を無事開催しました。

一回目の講師は、佐渡城南窯の池田早季恵さん。
おおまかには、
○平らにした土から四角い器を作る
○石膏型から抜いた動物をひとり4体ずつ、かおや模様を描く
という作業で、5〜14才のこどもたち、約20人が参加してくれました。

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はじめの工程で、型紙を目安に、土を約8mmの厚みで平らにのばします。
小さい子は、土の塊を平らにしていくのにも苦労しますが、次第に力の入れ方を見つけ、少しずつ低く、平らにできました。
高学年の子は精度を追求し、時間をかけ、表面の平らたさや輪郭にこだわりました。
器や人形に、池田さんオリジナルの文様をスタンプしたり、線描したり、手を加えるほどに、こどもたちの意欲が高まっていきました。
その姿の素敵なことと造形の面白いこと。お手伝いに喜びがあります。

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こどもたちが自由に制作できるよう、内容の組み立てや進行やサポートについて、いつも適切にアドバイスをしてくださるのが、新潟市こども創造センターの方々です。


こどもたちが帰ってから、池田さんは鉢と人形の底辺に穴を開ける作業です。

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作品は乾燥させ、新潟市こども創造センターの窯で焼きます。
白土を使いました。
どんな焼き上がりになるでしょうか。
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二回目は、この器に苔を植え込み、石を添え、砂を敷き、お庭を作ります。
今日は、苔庭作りの講師・角谷絵里子さんや長岡造形大学3年生の学生さんもお手伝いしてくださいました。
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この機会にお揃いのTシャツを作っていた講師のおふたり。
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鉢づくりの立役者。箱とスポンジ。

2016年5月 池田早季恵「陶と苔」展 
2012年5月 池田早季恵「陶と縁起物」展
2010年5月 池田早季恵「陶の動物園」展 








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2/2〜12

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緑川俊一さんは、長らく「ひと」「かお」を描いてきた。
今年70歳。
プロフィールには、 「1947年東京都生まれ。67年絵を始める。」とある。
これまでに緑川さんからどのくらいの人口が生まれたのだろう。

2001年7月 新潟絵屋での個展
2009年6月 同
2013年3月 素描2人展 緑川俊一・吉田淳治

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左「かお」コラージュ 2005
右「ひと」ドローイング(ダーマトグラフ)2016

今回は、最新のものと旧作とが入り交じっている。
モチーフは「かお」「ひと」にこだわりながら、
技法はドローイング、版画、コラージュ、フロッタージュなど様々で
画材もダーマトグラフや油彩水彩など色々用いてきた。
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2016 コラージュ 水彩とダーマトグラフ
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洲之内徹『さらば気まぐれ美術館』、
「女のいない部屋」に緑川さんのことが語られる。
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現代画廊の案内状は1986年と1987年のもの。
そのなかで、洲之内さんは
「緑川さん(とその絵)に感謝していることがある」
と書いている。その部分を抜粋する。

 いつだったか、顔をテーマにして顔しか描かず、しかも何百枚も顔を描き続けている緑川さんに、この一枚一枚に一枚一枚の個々の顔のイメージがあって描くのか、と尋ねたことがあった。すると、彼は、そうではない、線を引きたい欲求がまずあり、色を置きたい欲求があり、そうして一枚の絵が生まれたとき、それがイメージなのだ、と答えた。
 答えはそのとおりだったかどうか、もう思い出せないが、しかし、緑川さんの言葉を聞いて、そのとき、イメージとはどういうことか、私は肝に銘じて分かったような気がしたのだ。有難かった。
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「かお」2006 コラージュ 

2/10(金)
この緑川俊一展会場で、堀川久子さんに踊っていただいた。堀川さん自身は、公演後に次のように書いて下さった。

昨日の緑川俊一展での踊り、どうだったでしょうか?どこから始めても、どこで終わってもいいような踊りであったように思います。もしかしたら、浮かぶような空気感もあったのかもしれませんが、私の昨日の踊りはどんどん凝縮していきました。お客さんがとても近いこと、無音の時間をさらにお客さんたちが研ぎ澄ましたこと、私はその空気の粒に踊らされていたように思います。
これで良かったのかどうか、、その緑川さんの描かれた顔が通り過ぎますが、、それは顔なのですが、顔でなく、姿にも見えますが、姿でなく、なにかを形容しているのではなく、それぞれの映しであるというようなこと、私がその場にいることなのだというような気がしました。

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緑川さんはどうして「かお」や「ひと」なのだろうと考えるけれど、緑川さんにとってはそれ以外に形容しようのないものがあり、どうしようもなく一枚の絵が生まれるということがひたすら積み重ねられている。

会期中は、新潟市美術館「木村希八さんの贈り物」で、緑川さんの版画が出品されていたので、2会場をまわって下さった方もおられた。
(I)






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# by niigata-eya | 2017-02-09 19:19 | 今月の土壁
1/22-30
渡辺富栄日本画展がはじまりました。
長く日本画を描いて来られた渡辺さんですが、中でも、働く人を描いた作品に大きな魅力を感じた絵屋の小見秀男が、今回の展覧会を企画しました。
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土壁の作品 左「船を造る人々 掃海船建造・新年仕事始め」2011
右「船を造る人々 チームワーク」2012
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「船を作る人々 甲板補修」2007
下はそのデッサンと下絵
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今回は下絵やデッサンも展示しております。
渡辺さんは、こんな風に舞台裏をお見せするようなことはして来られなかったそうですが、私たちのみるひと目線のお願いを受け入れて下さいました。
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左・「船を造る人々 陸揚げ点検」2016
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「船を造る人々 塗装」2011
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そして、椿や牡丹、静物なども。1989〜2012年の作品です。
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「少女」1989

長い画歴の中で、船を造る人々のシリーズのはじまりは約20年前に遡ります。
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1/23には新潟日報さんの取材を受け、翌日に掲載されました。
記者のWさん、ありがとうございます。

今日は、とあるお客様から「新潟県民手帳」を見せていただきました。
手帳のはじまりに、渡辺さんの絵が。
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ギャラリートークではいろいろお聞きしたいと思います。

ギャラリートーク 1/25(水)19時〜 
渡辺富栄×小見秀男 司会:大倉宏
500円/申込不要

(I)



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# by niigata-eya | 2017-01-24 11:34 | 今月の土壁